PROFILE
川崎 剛史
エムアイピーアシスト有限会社 代表
食品・製造・ファミリービジネスの経営課題に、22年間にわたって向き合ってきた経営コンサルタント。 東洋哲学に根差した経営観を基盤に、経営者と深く伴走する支援スタイルを持つ。
PROFILE
エムアイピーアシスト有限会社 代表
食品・製造・ファミリービジネスの経営課題に、22年間にわたって向き合ってきた経営コンサルタント。 東洋哲学に根差した経営観を基盤に、経営者と深く伴走する支援スタイルを持つ。
昭和34年(1959年)生まれ。IT関連企業に勤め、20代後半で管理職(マネージャー)に昇進。ビジネスパーソンとして一見順調なキャリアを歩んでいるように見えたとき、私の人生を根底から揺るがす大きな試練が立て続けに訪れました。
26歳の時、授かった第一子をすぐに亡くすという、言葉にできない「逆縁の悲しさ」を経験しました。さらにそのわずか3年後、29歳の時には、生まれた長男が指定難病である「脊髄性筋萎縮症(SMA)」との確定診断を受けます。当時は深い絶望と孤独の中にありましたが、この過酷な運命から逃げずに我が子と向き合い、「SMA家族の会」の活動などを通じて多くの絆に支えられた経験が、後に「他者の苦しみに寄り添い、共に歩む」という私の人間としての土台を形作ることになりました。
ビジネスの現場でも、29歳で管理職となった際、尊敬する上司から安岡正篤先生の著書を薦められたことが大きな転機となりました。「マネジメントとは、人を管理することではなく自分を管理すること」という本質に触れ、付け焼き刃のテクニックではなく、人間の内面を磨くことの重要性を痛感したのです。
企業が本当に変わるためには、制度やシステムを変えるだけでは足りない。経営者自身が「己を管理し、心を修める」ことでしか、本当の組織改革は成し得ない──。この信念のもと、平成17年(2005年)に組織コンサルタント会社として「エム・アイ・ピー・アシスト有限会社」を設立いたしました。
独立以来、製造業、サービス業、ITベンチャーなど、多様な中小企業・組織の皆さまとご縁をいただいてきました。公益財団法人日本生産性本部経営品質協議会の経営品質賞審査員を務め、客観的な評価基準を持ちながらも、私たちが最も大切にしているのは「現場主義」です。
机の上の理論を押し付けるのではなく、日々プレッシャーと戦う経営者さまの最も身近な理解者(アシスト役)として、これまで数多くの組織の成熟度向上に伴走してまいりました。
私が経営支援を続ける理由。それは一言で言えば、「経営者さまと共に『心田の荒蕪(こうぶ)』を開き、その企業が居る場所で一隅を照らす灯火となっていただきたいから」です。
我が道は先づ心田の荒蕪を開くを先とすべし
どんなに荒れ果てたように見える組織や厳しい経営状況であっても、まず経営者自身と社員の「心(内面)」を耕せば、必ず組織や業績(田畑)は豊かになります。経営者は常に決断を迫られる孤独な存在であり、時に予期せぬ試練に直面します。だからこそ、あの瞬間に立ち会える喜び、そして経営者さまの表情にパッと明るい兆しが見えた瞬間こそが、私の原動力です。
「慎独(しんどく)」の実践を共にする
誰も見ていないところでも、自らを律して正しい行動をとる。経営者さまの最も身近な鏡であり、本音を打ち明けられる良き相談相手として、誠実に向き合います。
「耐(たい)」の精神で伴走する
安岡正篤先生の教えである「耐冷・耐苦・耐煩」。世間の冷たさに耐え、苦しみに耐え、煩わしさに耐える。どんなに泥臭い組織課題や厳しい環境であっても、決して投げ出さず、泥を被る覚悟で共に歩みます。
耳の痛い真実も、誠実に「伝える」
ただ寄り添うだけでなく、企業の未来のために本当に必要なことであれば、時には厳しい提言も恐れずに伝えます。それこそが、本当の意味での「パートナー」としての誠実さだと信じているからです。
私と論語・東洋哲学との出会いは、驚くほど早いものでした。小学校2年生(当時7〜8歳)の時、父の影響で論語の素読を始めたのが原点です。幼いながらも難しい言葉の響きに慣れ親しんだ経験が、私の精神の骨組みとなりました。
その後、人生の試練の中で、幼少期の論語の記憶が再び呼び覚まされます。1989年(平成元年)には昭和の大儒学者である安岡正篤先生の教えに深く師事し、「関西師友協会」に入会。令和3年の同会解散まで、32年間にわたり東洋哲学・人間学の探求を続けました。
コンサルタントとして活動する傍ら、10年ほど前に関西師友協会の新年の会にて、「自分自身の学びを、SNSという現代の道具を使って発信し、世の中に広めていく(一燈照隅の抱負)」という一つの抱負を掲げました。まずはFacebookでの「一日一言」の発信からスタート。佐藤一斎・二宮尊徳・中江藤樹・森信三・吉田松陰・中村天風といった先哲の言葉を毎日発信し続けると、「自分の勉強したいことがすべて詰まっている」「毎朝の心の支えになっている」と、全国の経営者やビジネスパーソンから大きな反響をいただくようになりました。
このSNSでの繋がりが、やがてオンライン(Zoom)を活用した双方向の勉強会・コミュニティへと発展していきました。現在は以下の3つを主宰し、古典の教えをただ知識として学ぶのではなく、日々の経営や人生にどう活かすかという「活学(生きた学問)」の場として運営しています。
一隅を照らす、これ則ち国宝なり
最初は一隅を照らす小さな灯火(一燈)であっても、それが集まれば「萬燈遍照(すべての暗闇を照らす)」となります。エム・アイ・ピー・アシストは、西洋的なマネジメント手法と、この東洋哲学の「心の軸」を融合させ、現代を生き抜く経営者さまとその組織を、力強くアシストしてまいります。
数字が証明する「信頼」と「人間学の輪」
これまで全国の経営者さま、ビジネスパーソンさまと共に積み上げてきた歩みの軌跡です。机上の空論ではなく、現場に寄り添い、共に汗を流してきた結果がこの数字に込められています。
250社以上
経営・組織支援 企業数
製造業・サービス業・流通小売業・ITベンチャーなど多様な業種の組織成熟度向上を伴走支援
1,000名以上
東洋哲学コミュニティ 累計受講者数
「おとなの論語塾」「吉田松陰撰集輪読会」などのZoom勉強会における累計参加者数
1,500名超
安岡正篤先生を学ぶコミュニティ
Facebook公開グループにて、志を同じくする全国のメンバーが在籍
5,000日以上
SNS「一日一言」累計発信日数
2011年7月スタート以来、先哲の知恵を毎朝欠かさず発信
【250社】を超える企業さまとの深い信頼関係
私たちが関わってきた企業さまの数は、単なる「取引先」の数ではありません。経営品質賞の審査員としての知見も活かしながら、経営者さまの孤独に寄り添い、社風の改善や組織の成熟度向上をトップと二人三脚で成し遂げてきた「絆」の数です。
SNSから始まった、広大な「萬燈遍照(ばんとうへんしょう)」の輪
2011年から始めたFacebookでの東洋哲学の発信は、今や1,500名を超える巨大な学習コミュニティへと成長しました。毎朝の発信に対して「毎朝の心の支えになっている」という多くの反響をいただき、Zoom勉強会では全国から集まった経営者たちが「人間力」を高め合うために真剣に素読や議論を重ねています。
私たちは、この「強固な経営ノウハウ」と「ブレない心の軸」の両輪を提供できる唯一無二のパートナーとして、これからも数字以上の価値をクライアント企業さまにお届けし続けます。
ビジネスの現場で培った組織マネジメント論と、幼少期から学び続ける東洋哲学(人間学)を融合させ、次世代のリーダーや学生、経営者に向けた講演活動を行っています。
2025年5月・2026年5月
三重大学 アントレプレナーシップ基礎講座 講師
『「論語」入門:不確実な時代の心の柱』
将来を担う大学生に向けて、起業家精神の根底を支える「修己治人」の学問として論語を講義。失敗を恐れない修正能力や「利」より「義」を重んじる精神について伝授。
2021年9月9日
大阪東ロータリークラブ 卓話講師
『最初は一隅を照らすような小さな灯火でも』
自身の波乱万丈な歩みと先哲の教えを交え、現代ビジネスにおける「一燈照隅」の実践意義について登壇。
古典の膨大な知恵を現代のビジネスや生き方に翻訳し、10年以上にわたり毎日休まず執筆・発信を続けています。多くの経営者から「毎朝のバイブル」として深く支持されています。
Facebook連載『一日一言』シリーズ(2011年7月〜毎日更新中)
全国の経営者・リーダー層が集い、共に人間力を磨くオンライン(Zoom)勉強会を定期開催しています。単なる座学ではなく、古典の「素読」や「日々の実践への落とし込み」を重視した場を提供しています。