東洋哲学リーダー塾 メール講座 第26回——行動を導く「志」の立て方
行動を導く「志」の立て方
リーダーの行動には、常に”志”という軸が必要です。志とは、単なる目標や数値の達成とは異なり、「自分は何のために働くのか」「この組織を通じて何を成し遂げたいのか」といった、人生の方向性そのものです。
東洋思想では、「志なくして道は歩めず」とされ、個人の在り方と社会的使命が一つになるとき、大きな力が生まれると説かれています。志は、逆境のときにこそ自らを支える”内なる光”であり、また、周囲を照らす灯台でもあります。
目先の成果や評価に流されず、根本の目的に立ち返る。リーダーが自らの志を定め、語り、体現することで、組織は自然と一体感を持って動き出します。志とは、組織を”上へ導く磁力”なのです。
『論語』「士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し」
「志を立てた者は、広く志を抱き、強く耐えるべきである。使命は重く、道は遠いからだ」
この言葉は、志を持つ者は広い心と強い精神を持たなければならないと教えています。短期的な目標ではなく、長い道のりを歩み続ける覚悟こそが、真の志であり、そこに人の信頼と感化力が生まれるのです。
編集後記
自分の志に立ち返ると、やるべきことが見えてきます。ブレない人は、志がある人。心の中に一本の火を灯している人だと思います。
次回予告: 第27回では、「感謝が生むエネルギー」について探っていきます。
